CD ManipulatorとはCDイメージ作成、トラック単位での抽出やCDの録音からオリジナルCDの作成まで、幅広い機能のあるフリーのソフトです。ドライブしだいですが、CCCDも録音でき、操作も簡単なので重宝するソフトですが、開発が終了しています。本体はCD Manipulator跡地からDLできます。
- CD Manipulatorのスクリーンショット
初期設定(メニューのCD Manipulator→各種設定)
- CD Manipulator→各種設定
- 一般
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- 「CD複製用の一時ファイル」は、録音に使う一時ファイルを指定できます。特に意識する必要はありません。
- 「ログを自動的に保存する」をONにすれば作業ログを自動的に保存できます。
- 「プロセスの優先度」は、コンピューターの他の処理とCD Manipulatorの処理の優先度を設定できます。
- インターフェイス
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- 「外部のスキンを使用する」は、404x90pxのBMPファイルを利用し、CD Manipulatorのスキンを変更できます。
- 「作業の成功時に音を鳴らす」は、作業が終了したら音が鳴るように出来ます。
- 「作業の失敗時に音を鳴らす」は、作業が途中で止まった場合音がなるように出来ます。
- 入出力
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- 「命令の送信にSPTIを用いる(ASPIマネージャが不要)」は、ONでSPTIドライバを使用し、OFFでASPIドライバを使用する。
- 「送信ブロックサイズ」は、一度に送るデータのサイズを変更できます。 上手く作業できない場合は送信ブロックサイズを小さくして再挑戦してみると良いかも。
- 解析
- 「サブチャンネルの解析法と解析速度」は、解析速度を設定できる。2倍追跡で読み込みが失敗する場合、 等倍追跡で読み込んでみる、それでもダメなら、全セクタサーチにしてみる。
各種説明
- 各種説明
- 選択中のドライブ
- 読込先を選択できます。
- イメージファイル(cue.cdm)
- 「検索」から読み込むイメージを選択できます。
- テストモード(ファイルを作成しない)
- CDへの書き込みをせず、書き込みと同じ動作を行います。
- 高度な設定
- ONにすると右側に新たな設定項目が現れます。
- 正しいTOCとギャップ情報の取得
- 曲数や演奏時間やインデックス情報を正確に取得する機能です。CCCDなど録音する場合は、ONにする。
- エラーの無視
- エラーが発生しても、強制的に読み込みを続ける事が出来ます。
- エラーの高速スキップ(EDC無視&リトライ無し)
- データトラックのEDCエラーチェックを行わず、エラーを無視しする事が出来ます。
- バーストエラーの高速スキップ
- 連続してエラーが発生する場合に高速にエラーをスキップ出来ます。
- CDDAチャンネルの入れ替え
- 音楽トラックの読み込み時に左右のチャンネルを入れ替える事が出来ます。
- CDDA読み込みコマンドの自動検知
- 音楽トラックの読み込みコマンドを自動的に検出できます。 OFFにし、CDDA読み込みコマンドを設定する場合は、「CdManipulator.exe」があるフォルダの「CdManipulator.chm」を参考にして下さい。
- データトラックの読み込み速度
- 書き込み速度を設定出来ます。
- 音楽トラックの読み込み速度
- 書き込み速度を設定出来ます。
CDからデータを取り込む
- CDからイメージを作成(cue.cdm)
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- 読み込むCDをドライブにセットする。
- をクリックします。
- 「イメージファイル(cue.cdm)」の「検索」から吸い出した後のファイル名を入力してくださいてください。 (吸い出したイメージがある場合(cue.cdm)、そのイメージを選択できます。)
- 「OK」を押せば読み込みます。
- トラック単位での読み込み
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- 読み込むCDをドライブにセットする。
- をクリックする。
- TOCウインドウから読み込むトラックを選択する。
- をもう一度クリックする。
- 保存先を「ファイル名」から選択し、吸い出した後のファイル名を入力してくださいてください。
- 「OK」を押せば読み込みます。
CDへ書き込む
- イメージファイルを(cue.cdm)をCDへ書き込む
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- 書き込みCD-R/RWをセットする。
- をクリックする。
- 「書き込むcue-sheet」の「検索」からイメージファイルを(cue.cdm)を選択する。
- 「OK」を押せば書き込みます。
- CDを複製します
- 同じ内容のCDを複数枚作成出来ます。
- 読み込むCDをドライブにセットする。
- をクリックする。
- 「イメージファイル(cue.cdm)」の「検索」から吸い出した後のファイル名を入力してくださいてください。(吸い出したイメージがある場合(cue.cdm)、そのイメージを選択できます。)
- 「OK」を押すとイメージファイルを作成します。
- 読み込んだCDを取り出し、書き込むCD-R/RWをセットする。
- 「OK」を押せばCDを作成します。何枚も続けて複製可能。
- CDマスタリング(編集してCDを作成する)
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- 書き込みCD-R/RWをセットする。
- をクリックする。
- イメージファイル(cue.cdm)やデータファイルは、「データトラック構造」へ、登録したいファイルとフォルダをD&Dしする。
- WAVファイルの場合、「トラックリスト」へ、登録したいWAVファイルをD&Dする。1ファイル1トラックとして登録されます。
- 要らないファイルは指定してDELキーで削除し、トラックの順位を選択し、「設定」でコピープロテクトを付ける等、編集する。
- 「CDの書き込み」を押せば書き込みます。また、「イメージの作成」を押せばイメージの作成も出来ます。